自律神経失調症は精神障害として扱われるのか

自律神経失調症は、正式な病名ではありませんが、言葉通り自律神経のバランスが崩れてしまっている状態になります。

症状は人によっても異なり、めまいや耳鳴り、たちくらみといった症状から下痢、便秘、息苦しさ、脈拍の異常といった身体面の症状。そして、抜けない疲労感、睡眠不足、怠さなども挙げられます。

人によっては、生活や仕事に支障を出してしまっている人もいらっしゃるかもしれません。

精神障害者保健福祉手帳を取得して、障害者雇用として働きたいと思っている人や、病院代などの負担を減らしたいと思っている人もいらっしゃると思います。

しかし、残念ながら、自律神経失調症という症状だけでは、基本的に精神障害者保健福祉手帳を取得することが難しいとされています。

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自律神経失調症は精神疾患ではない

自律神経のバランスが乱れる理由としては、ストレスや生活バランスの乱れなど色々と考えられます。

そして、残念ながら自律神経失調症は精神疾患とは判断されていません。

精神障害者保健福祉手帳は、主に躁うつ病、うつ病、統合失調症、てんかん、発達障害などになります。

そのため、自律神経失調症という診断書だけでは、手帳が交付される可能性は低いと思った方がいいと思います。

ただし、あくまでも自律神経失調症だけを患っている場合になります。

自律神経失調症はうつ病の症状とも似ていて、知らずの内に発症させてしまっているケースもあります。

そのため、もし今の主治医ではうつ病といった症状と判断されないのでしたら、他の医師に変えてみるなどを検討してみてもよいと思います。

精神障害に関しては、医師の診断次第の部分がありますし、自律神経失調症を改善していく場合も医師の良し悪しによって変わります。

もし、自分に合わない主治医と感じたらのでしたら、他の病院に通ってみることを検討してみてください。

働けない程に疲弊しているなら生活保護を検討してみる

正直に言えば、うつ病でも障害者年金が支払われる等級である2級と判断されることは少ないと思います。

また、詳しくは障害年金を貰いながら働く事はできるのかでも説明していますが、障害者年金はそれ程多く貰える訳でもありません。

そして、給料が稼げるからといって、障害者年金が貰えない訳でもないので、仕事をしながら貰う分には、助けになると言えますが、障害者年金だけで生活することは難しいと思ってください。

そのため、仕事ができない症状に悩んでいて、親の助けなども求められないのでしたら、生活保護に頼ることも検討しましょう。

生活保護と聞くと、なかなか踏み出せない人もいるからもしれませんが、国が用意しているセーフティーでもあります。

恥ずかしいと感じる必要はない……とまではいいません。むしろ、恥ずかしいと感じて、生活保護なしで働く意思を持つべきと言えます。

しかし、どうにもならない状況だったり、自分の体を一度休めるために、利用することは決して間違った選択ではありません。

将来のために本気で考え、その上で生活保護の制度を利用した方が良いと判断したのでしたら、利用しましょう。無理をして、症状を悪化させたり、生活が成り立たなくなるような事態だけでは避けましょう。

なお、注意点としては、生活保護と障害年金を併用できるのかでも述べていますが、生活保護と障害者年金両方を受給すれば、貰えるお金が増える……ということは無いので注意してください。

改善する努力も忘れない

症状が軽い状態で、改善するのが一番です。既に難しいから、この記事を読んでいるのかもしれませんが、主治医の人と相談して、改善していく希望も捨てないようにしましょう。

自律神経失調症は、睡眠バランスの乱れ、睡眠不足、仕事の疲労、ストレスなどが挙げられます。

もちろん、それ以外もあります。今の職場では、どうしても原因となっている部分が改善できないというのでしたら、転職することも検討してみましょう。

転職なんて簡単にできないと思うかもしれませんが、残業が多く、睡眠も禄に摂れない職場で働いていたら、重度のうつ病や統合失調症になって、社会復帰が非常に難しくなるケースもあります。

手帳を取得する事が難しいことに悲観する人もいますが、一方で手帳を取得せざるを得ない程に障害を抱えてしまうのも、人生において大きなハンデになると言えます。

ましてや、精神障害者は環境によって引き起こされることも珍しくありません。

その環境から逃げて、症状を改善して、普通に働けるようになることが、本来は一番いいはずです。

今の過度のストレスから逃げられないと思わずに、逃げる方法を真面目に考えることも検討してみてはどうでしょうか?

手帳をどうしても貰えない人は、貰わずに済める症状であることを確認して、今ならどうにかできると思って、素早く原因を改善できるように努めてみることをオススメします。

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