車いすテニスのルールと賞金額

障害者スポーツの中でも人気と注目度の高いスポーツの一つになるのが、車いすテニスになります。

パラリンピックの種目になっているのも注目度の高い理由になりますが、もう一つは障害者スポーツの中でも、比較的に賞金総額が高い大会が多いですし、日本人でグランドスラム4大会を全てを優勝した人もいることから、日本でも注目されやすい障害者スポーツの一つと言えます。

ここでは、最初に車いすテニスと通常のテニスのルール比較をした後に、賞金や国際大会の説明をして行きたいと思います。

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車いすテニスのルールで特徴的なもの

車いすテニスは、基本的に使用するラケット、コート、ネット(高さも)、ボールは国際テニス連盟(ITF)のルールに則っています。障害者スポーツは、障害者のためのスポーツではなく、既存のスポーツを障害者に合わせているのであって、基本ルールを元に変更されていきます。

そして、変更されている点としては、バウンド数が挙げられます。本来は、1バウンドまでしか認められませんが、車いすテニスでは2バウンド以内までの返球が許されます。

次にクラス分けに関しても、男女別加えてもう一つクラスが追加されています。それは、下肢だけではなく、上肢に障害のある人のためのクァードと呼ばれるクラスになります。

車いすテニスは、この3つのクラスに分けて競われる競技になります。

もちろん、シングルだけではなく、ダブルスもありますよ。

また、障害者スポーツの特徴でもありますが、障害の重さ次第では、例外的に認められるルールもあります。

例としては、車いすテニスは、基本的に地面に足をつけることは禁止されていますが、車輪を使い車いすを操作できない場合のみ、片足の使用などが認められている点になります。

また、クァードクラスの人は、電動車いすでテニスを使用することことができ、電動車いすの反動なども利用することができます。

そのため、車いすを上手く利用できるかどうかも、車いすテニスの醍醐味と言えるかもしれませんね。

※細かいルールの違いは他にもありますが、ここでは特徴的なものを選ばせて貰っています。

車いすテニスで有名な大会とは

車いすテニスは、障害者スポーツの中でも大会の数が比較的に多く、国内大会、国際大会、そして国際テニスであるITFが開催している大会まで幅広いです。

特に有名なのが、ITFが定めた国際大会である、グランドスラムと呼ばれる全米オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全豪オープンなります。

この大会では、車いすの部も設けられています。また、日本ですと、ジャパンオープンなどが代表的と言えます。

また、このような大きな大会以外でも、地方で開催されている、ローカルな大会もあります。

日本国内では、ランキング戦もあり、日本車いすテニス協会のランキング上位が競い、日本1を決める大会もあります。

そのため、実力上げ、大会に挑戦して行く場が多い競技と言えます。

大会の賞金はどれくらいなのか

グランドスラムの大会の優勝賞金などを調べてみたのですが、残念ながら明確な金額は少し分かりませんでした……が、多少幅はありますが、推測されている金額は大体同じくらいだったので、一つの参考として挙げさせて頂きたいと思います。

正確性は保障できないので注意してくださいね。

グランドスラムの4大会で、車いすテニスのシングルスの優勝賞金は、約400~500万円前後、ダブルスは150万円前後といわれています。

パラリンピックでメダルをとった場合に、貰える報奨金としては、調べた時点として

・金メダル―150万円

・銀メダル―100万円

・銅メダル―70万円

になります。報奨金は、日本障がい者スポーツ協会から支払われます。

なお、比較対象としては、オリンピックの場合は

・金メダル―500万円

・銀メダル―200万円

・銅メダル―100万円

となります。グランドスラムの大会も、健常者のシングルス部門は約3億ほどとされているので、やはり大きな差があると言えます。

差が酷いと思うかもしれませんが、残念ながら開催側もチケットの売上やスポンサー、テレビ中継による売上などがあるので、簡単に引き上げることができないのではいなかと推測できます。

報奨金に関しても、公益財団法人である事を考えると、高い報奨金は難しいのかもしれません。

ただし、大会で目立つことができれば、スポンサーが付く可能性もあります。実際に、日本人の国枝慎吾選手と上地結衣選手はグランドスラム4大会を全てを優勝する年間グランドスラムを達成しており、国枝選手はユニクロのスポンサーを得ています。

そのため、活躍することができれば、車いすテニス一本でもやっていける可能性はあると思います。

問題なのは、やはり勝てるかどうか…という点になります。賞金が高く、知名度のある大会程に強い人が揃うは当然です。

その点を考えると、やはりアスリート障害者一本で生活していくのは、非常に困難でもあると言えるかもしれません。

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