仕事のストレスで統合失調症になったら

統合失調症は過度なストレス、疲労、睡眠不足から発症する事が多いです。

統合失調症の症状の例としては、幻聴、幻覚、思い込みによる妄想などが挙げられます。症状は人によって違いますが、誰かに常に監視されている、盗聴されているといった思い込みから日常生活が難しくなってしまうような人もいます。

そのため、もし統合失調症と診断されたら、症状が悪化する前に一旦症状を落ち着かせるために、安静することが大切になります。

無理に仕事を続けていると、仕事どころか日常生活さえ困難になるケースがあります。

なお、統合失調症は意欲の低下や感情の喪失などうつ病と似通っていることもあり、間違えられることあるので注意が必要です。

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統合失調症は完治しないのか

統合失調症に完治はないとされています(将来的には分かりませんが)。あるのは、症状が比較的に収まっている寛解状態になります。

統合失調症の人は、この寛解状態を維持することを意識しながら生活して行く事が求められると言えます。

そして、残念ながら統合失調症になってしまったストレス、疲労がたまる職場で働きながら寛解を目指す事極めて困難と言えます。むしろ、悪化して行く可能性の方が高いです。

そのため、一度統合失調症の症状に悩まされて仕事どころではなくなったのでしたら、一度その原因が離れて安静にする事が大切になります。

統合失調症で幻覚、幻聴、妄想による暴走を起こしてしまうと、周りからの信頼関係にも大きなひびを与えます。

そのため、無理することを避けるようにしましょう。

統合失調症でも働く事は出来るのか

もちろん、統合失調症を抱えながらも周りに必要な人材と扱われながら仕事をしている人はいらっしゃいます。

そのような方の多くは、一度主治医などを見つけて、自宅安静、または入院などをして、寛解状態になった後、改めて就職活動を始めています。

この時に選択することになるのが、統合失調症を隠して一般雇用として働くか、統合失調症をオープンにして障害者雇用として働くかどうかになります。

これに関しては、本人の判断で選ぶしかありません。しかし、統合失調症は再発可能性が常にある障害になります。

あくまでも私の個人的な意見としては、社会復帰した直後から正社員の勤務時間で働く事はオススメしません。

もし、統合失調症を隠して働くなら、パートやアルバイトなどの短時間で働ける仕事から様子見をするとよいと思います。

そして、統合失調症を隠して働く事が難しい、もう統合失調症になったような環境で働くことは避けたいと思っているのでしたら、やはり障害者雇用として働く事をオススメします。

障害者雇用でしたら、仕事に慣れるまでは時短勤務で働ける職場も多いです。また、慣れない環境で症状が不安定になった際も、職場の理解があるので、休むこともそれ程難しくないと思います。

そして、徐々に勤務時間を伸ばして行って貰うとよいと思います。

無理をして働く環境に身を置くと、統合失調症がより悪化することもあるので注意してください。

障害者雇用として働くのは難しいか

残念ながら簡単ではありません。精神障害者に関しては、やはり企業側も避けやすい傾向があります。

企業側もどのように配慮すれば良いのか分からなかったり、突然パニックになったり、引きこもってしまったらどうしようかと不安を抱えてしまうのです。

そのため、どこにも所属せずに障害者雇用の求人に応募しても、なかなか採用が決まらない可能性があります。

私のオススメとしては、やはり支援機関に所属して就職先を探す方法になります。

就労移行支援事業所といった支援機関に所属して、支援プログラムなどを受けながら、就職先を紹介して貰う事が、安心して障害者雇用として働ける近道だと思っています。

理由としては、企業側からしたら、支援機関が「働ける人」として紹介してくれる人材である事、そして紹介してくれる人の障害の特徴や配慮すべき点などを支援機関を通して知る事が出来るからです。そのため、リスクを下げて企業は採用する事が出来るからです。

実際に、障害者雇用をしている企業の中では、支援機関を通してしか採用しないケースも少なくありません。

企業側も、まだまだ障害者雇用のノウハウを知らないことが原因として挙げられるかもしれません。

そして、働く側の障害者にとってもメリットは大きいです。職場の紹介は勿論ですが、正式に採用された後も、支援機関と相談することができますし、企業側に話しを通して貰えることもあります。これは企業側も同様です。

お互いのミスマッチや勘違いなどを解消していくのにも支援機関は非常に重要な役割を担っていると言えるかもしれません。

支援機関に関して詳しく知りたい人は下記で詳しく述べているので参考にしていただければ幸いです。

⇒就労移行支援事業所が提供する就職支援とは

また、支援機関程のサポートはありませんが、障害雇用のための求人に特化した転職エージェント等も紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。

⇒障害者の就職・転職を支援してくれる転職エージェント

統合失調症は周りのサポートが重要になる

統合失調症の症状が再発し始めても、自覚する事が出来ないケースもあります。家族、職場の人達が、あなたが統合失調症と知っていて、理解を示してくれているのでしたら、素早く対応してくれるケースもあると思います。

一方で職場にクローズしていると、あなたの行動が障害と結びつかないので、統合失調症の症状が職場の人達との信頼関係を壊すこともあります。

その点を考慮すると、やはり障害者雇用で、時短勤務から様子を見て行くことが一番負担が少ない…と個人的には思います。

ただ、働き方は本人次第になるので、あくまでも参考までにこの記事を読んで頂ければと思います。

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