知的障害を抱える子どもの就職先を探したい

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知的障害にも個人差があって軽度の方もいらっしゃいますが、それでも仕事をする事を考えると選べる職種はかなり制限されます。

また、身体障害者や精神障害者と違って、障害を抱えている事をクローズして一般雇用枠で就職活動することが非常に難しいので、基本的には障害者雇用枠を狙っての就職活動をせざるを得ないと言えるかもしれません。

また、知的障害の重さにもよりますが、なかなか一人で就職活動するのは難しいので、親のサポートが必要になってきます。

ただし、どのように就職活動をサポートすれば良いのか悩んでいる親御さんも多いと思うので、少しでも参考出来るよう情報を述べて行きたいと思います。

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知的障害を抱える人の就職先

知的障害を抱える人の主な就職先としては、サービス職、工場(生産加工系)・倉庫などの作業職、そして清掃職や運搬に関わる職種が多い傾向があり、全体の7割程の就職先になります。

事務系の仕事に就くのが難しいので、どうしても肉体労働向きの作業系の仕事が多いと言えます。

または、飲食店の接客や、介護施設の職員として働いている人も一定数いらっしゃいます。

就職先は限定されていますが、一方で身体障害者や精神障害者と異なって、マニュアル等による教育方法が統一しやすいので、選り好みしないのでしたら、障害者雇用として受け入れやすい傾向もあります。

就職先を見つける方法

知的障害に関わりませんが、障害者雇用の求人事態は全体的に増えています。

特に増えているのが精神障害の求人になりますが、身体障害者や知的障害者の求人もなだらかにですが増加しています。

そして、知的障害者の障害を抱えている人が働いている全体から見た場合の割合は、約25%程度になります。そして、身体障害者が約70%程、そして精神障害者が約5%程になります。

加えて言えば、企業の義務である障害者の法定雇用率2%を達成している企業は、約44%になります。

これらの数字を考えると、やはり就職先を見つける事は簡単ではない事が分かると思います。

実際に、日本全国の知的障害者の総数は、内閣府の推計では、約74万人程になりますが、就職して働いているのは10~15%程度と言われています。

年齢によっては働けない人も含まれていると思いますが、それでも多いとは言えないと思います。

また、人によっては働く事を諦めてしまったり、就職の仕方が分からない人も多いのが現状と言えます。

そのため、就職先を探す場合は、本人や親だけで無理して探さないことも大切と言えます。

就職支援機関

障害者のための支援機関は複数あるので、子供の知的障害の重さや年齢などを考慮した上で、適切な支援機関を利用してみてください。

障害者雇用をしている会社も、支援機関通して求人を出している事が多いので、一般の就職サイトを利用するように、多くの求人と出会えると思います。

特別支援学校

一番支援機関としてサポートしてくれるのは、やはり特別支援学校になると思います。

ただ、特別支援学校は「学校」の名称が付くように、幼稚部、小学部、中学部、高等部と分かれており、年齢によって入学する学部も決まっています。

特別支援学校は就職活動の支援をしてくれますし、障害者の求人を出している会社も特別支援学校と連携している事が多いです。

そのため、まだ学校に通う年齢であり、将来的に障害者雇用を目的としているのでしたら、一般学校よりも特別支援学校の方が良いかもしれません。

ハローワーク

ハローワークは、健常者の求人募集が目立つかもしれませんが、障害者のための求人募集もあります。

また、ハローワークに求人を掲載する場合は無料なので、おそらく障害者雇用の求人の数は他の媒体よりも多いと思います。

利用する場合も、お金は基本的に掛からないので、無料で就職支援のサポートを受けることができます。

その分、他の支援機関よりもサポートが淡泊な面もありますが、利用して損は無いと思います。

具体的なサポートの内容としては、仕事の探し方・求人の紹介、履歴書の書き方、そし他の支援機関の案内等になります。

支援機関の中では、一番気軽に足を運べる機関になると思うので、子供の就職に悩んでいるのでしたら、一緒に足を運んでみると良いと思います。

就労移行支援事業所

ハローワーク同様に知的障害者や発達障害者、身体障害者などの就職をサポートする支援機関になります。

条件を満たしていれば無料で利用することもできます。

詳しい説明としては⇒就労移行支援事業所が提供する就職支援とは

簡単な説明としては、求人の紹介からハローワーク同様に履歴書のサポートから、模擬面接、就職のためのトレーニングなどを提供してくれます。

就労移行支援事業所によっては、一つの障害に特化していることもあるので、障害に合った事業所を利用するようにしましょう。

身内だけで悩みを抱えない

支援機関は上記に説明したもの以外にもあるので、ネットで調べたり、ハローワークで紹介して貰ったりすると良いと思います。

障害者の就職は、実際に行動に移して、周りに相談できるかどうかで就職が成功する可能性が大きく変わってきます。

国の障害者に対するサポートは十分とは言えませんが、少しずつですが改善されています。そのため、行動に移して相談すれば、真摯に対応してくれる事が多いです。

一番マズイのは、分からない事を自分達だけで悩み、諦めてしまうことです。

自分達では分からない事が多く、どのように就職活動させてあげれば良いのか分からないのでしたら、障害者雇用のサポートをしてくれる機関に頼ってください。

⇒就労移行支援事業所が提供する就職支援とは

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