障害者雇用として就職したが最低賃金よりも低いのは許されるのか

障害者雇用として働いている人の中には、健常者と変わらない給料を貰えている人も少なからずいらっしゃいますが、一方で一人暮らしができない給料で働いて人もいらっしゃいます。

その中には、都道府県が定めた最低賃金、または産業別の最低賃金を下回った賃金で働いている障害者もいらっしゃいます。

ここで疑問になるのが、障害者雇用だからといって最低賃金が許されるのかどうかといえます。

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企業は最低賃金の減額申請をすることができる

結論から言えば、使用者は最低賃金を下回る賃金で労働者を働かせることができます。

このような許可がある理由としては、最低賃金を絶対の規定にしてしまうと、逆に雇用機会を制限する恐れがあることが挙げられます。

適用除外の対象としては

・精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い者

・試の使用期間中の者

・基礎的な技能及び知識を習得させるための職業訓練を受ける者

・軽易な業務に従事する者

・断続的労働に従事する者

(参考にした出典:厚生労働省ホームページhttp://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-21.htm

主に上記とされています(厚生労働省の最低賃金の減額の特例許可申請書のページを参考にしています)。

企業側も法定雇用率を守るために雇用を進めたいという気持ちがあっても、雇用する障害者の症状や頼む仕事内容を判断すると、最低賃金を支払えない…というケースもあります。

そこで企業側に諦められてしまうと、前述した要に雇用の機会が減ってしまいます。そのようなケースを防ぐために、最低賃金の減額がある理由の一つと言えます。

最低賃金よりも高い賃金で働きたい

給料を上げて行く方法としては、障害者による就職だと給料は必ず低いのかで述べていますが、やはり賃金に見合った能力を得て行く必要があります。

障害の症状によって、向いている仕事、向いていない仕事、そしてどうしてもできない仕事はでてきます。

ただ、民間企業の場合は慈善で障害者を雇用している訳ではなく、企業の利益を上げるために採用しているのです。

そのため、障害の有無に関わらずに、企業の利益に貢献していくように働いて行かないと賃金を上げて行くことはできません。

また、企業によって障害者雇用の社員に割り当てられる仕事内容も変ってくるので、賃金が低い仕事ではなく、もっと高い賃金が貰える変わりに求められる能力の高い企業の仕事に転職して給料を上げるのも一つ手です。

ただ、やはり一つの企業で給料を上げるにしろ、転職して給料をあげるにしろ、本人がどれだけ企業に貢献できる力を持っているかどうかが大切になってくると言えます。

無理をせずにステップアップしていく

少し厳しい事も言いましたが、何度も言うように抱える障害や今までの経験によって、出来る仕事も待遇も変わってきます。

そのため、周りと比較しない事も大切です。

仮に最低賃金を下回っていても、障害に向き合いながら仕事に従事できている時点で自分を褒めても良いと思います。

その上で、ステップアップしていけるように努めましょう。

健常者と同じように働き、もっと高い賃金で働いている障害者雇用の人達と同じように働きたい…と追う気持ちは大切ですが、周りと比較していると際限がないのも事実です。

障害を悪化させずに、周りと相談しながら、自分の歩調で確実に歩んでいけば、結果も後からついて来ると思いますよ。

⇒障害者雇用で月給20万円以上貰う事はできるのか

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