てんかんの症状を抱えていても就職できるのか

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てんかんは、精神障害に区分される障害であり、統合失調症やうつ病といった後天性の障害のように、幼児期から高齢者まで起こる可能性もありますし、先天性の場合もあります。

具体的な症状としては、脳の疾患症状による発作から転倒を頻繁に起こす重い症状から手や足をひきつるような軽度の症状まで個人差もあります。

また、てんかんにも種類があって、知的障害が起こっていることもあれば、知的障害が認められないケースもあります。

詳しい説明は省きますが、症状によっても、就職できる選択肢は変わって来ると言えます(ここでは精神障害によるてんかんを対象に記載していきます)。

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クローズして就職活動をするべきか

統合失調症やうつ病と違って、軽度のてんかんの場合は、通院と服薬により、発作はコントロールできますし、学習面の障害が無いのでしたら、発作を除けば健常者と同じように働けます。

実際に、てんかんの症状を会社に伝えずに一般雇用で働く人は一定数いらっしゃいます。

てんかんの発症率は、100人に1人とされており、症状は違ってくるのでひとまとめにはできませんが、適切な治療で7割以上の人が発作をコントロールできるともされています。そのため、普通に社会生活を送れている人が多いのです。

しかし、てんかんであることをオープンにしても採用されるかと言われると話は別です。

残念ながら、てんかんという症状に関して詳しい情報を知っている人事担当者は少ないですし、一般雇用として採用するなら障害を抱えている人よりも、健常者を優先する人事は多いです。

中小企業などで、社長のみの面接でしたら、採用の責任は会社のトップになりますが、人事の場合ですと、障害によって引き起こされる不透明なリスクを背負えずに、安全のために障害を抱えているだけで落とす事は残念ながらよくあります。

そのため、医師と相談して、会社にてんかんである事をクローズしても働けるようでしたら、一般雇用のクローズとして就職活動をした方が良いかもしれません。

ただ、万が一発作が起きた時の安全面において、大きなリスクを抱えることになります。

発作が軽度が起きた場合の症状が軽度なら良いですが、倒れるようなるような症状ですとリスクが高いと言えるかもしれません。

また、服薬をしている方の場合は、薬の影響によって眠気やふらつきを起こすこともあると思います。

その影響によって、仕事に支障を出したとしても、てんかんであることを隠しているので、配慮されることがないことも注意してください。

結果的に、てんかんであることがバレて、一般雇用として働けないと判断されたら、解雇の原因なるので、隠し通せるかどうかをしっかりと検討した上で、一般雇用を選ぶ選択をしましょう。

障害者雇用による就職活動

てんかんは、症状を抱えていれば必ずしも障害者手帳が貰えるわけではありません。発作の頻度と症状の程度の両方が認定の基準になります。

そのため、医師と相談した上で、申請するかどうか決めると良いと思います。

なお、具体的には

1級:Aの発作が月に1回以上

2級:Aの発作が年に2回以上、Bの発作が月に1回以上

3級:Aの発作が年に2回未満、Bの発作が1回未満

・治療をしていても、意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作

・治療をしていても、意識障害の有無を問わず、転倒する発作

・治療をしていても、意識障害はないが、随時運動を失われる発作

・治療をしていても意識を失い行為が途絶するが、倒れない発作

上記が大体の目安とされています。

そのため、軽度ですと手帳が貰えない可能性もあるので注意してください。

※障害者手帳がないと障害者雇用として働く事は出来ません。

また、障害者雇用として働くとなると、どうしても一般雇用と比べると給料は落ちることになります。

一方で障害に配慮してくれるので、働きやすいといったメリットもあります。

一般雇用・障害者雇用、それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の障害の症状を程度を考慮した上で、どのように就職活動をするのか考えると良いと言えます。

一般雇用で情報をオープンにして就職活動するのも一つの手段ですが、前述したように、てんかんを抱えているだけで、仕事をする上でハンデになってしまいます。

症状を抑えていれるといっても、会社側の不安を拭うのは難しいですし、競争率も高く、自分と同じ程度の評価の人材がいると、そちらが優先されやすいです。

ただ、オープンにしたら絶対に採用されない訳でもないので、挑戦する事は無駄とは言えません。

何度も言うように自己分析で、自分の得意分野と障害の程度を考慮した上で、就職活動の方針を決めて行きましょう。

⇒障害者のための求人サイト・就職支援

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