障害者雇用で短時間勤務する事は可能なのか

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身体障害者、知的障害者、精神障害者関わらず障害を抱えながらですと、長時間働くの事が難しいと感じている人はいらっしゃると思います。

実際に、週2~3日程度からだったら働き始める事ができる…と思っている人もいらっしゃると思います。

ただ、現状の障害者雇用の制度を考慮すると、短時間勤務で働く事は難しいです。

もちろん、全く無理という訳ではないですが、短時間勤務を望む程に選べる求人は減少すると思った方が良いです。

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障害者雇用で短時間勤務が難しい理由

週2~3日程度から徐々に仕事に慣れた上で働く事が難しい理由としては、障害者の法定雇用率の存在があります。

会社は、社員数に対して法定雇用率から求められる人数の障害者を雇用する必要があります。

そして、原則としては、週30時間以上から1人としてカウントすることができます。

短時間勤務である、20~30時間だと1人分の扱いにならず、0.5人という扱いになります。

※重度の障害を抱えている人の場合は、1人を2人、0.5を1人とカウントします(精神障害に対しては、現段階では重度判定によるダブルカウントはありません)。

そのため、会社としては、短時間勤務で障害者雇用すると更にもう1人短時間勤務の方を採用しないと、1人としてカウントされないと言えます。

週2回の場合ですと、おそらく週20時間を超えないので、障害者雇用の算定条件にも入りません。

仮に短時間勤務でも応募可能と求人に記載されていても、週に30時間以上働ける人の応募があると、その時点で応募書類で落とされる可能性もあります。

会社側も自分達の利益を最優先して採用活動をしているので、仕方がない側面とも言えます。

週30時間は働けるように自己管理する

週2~3日から慣れて行きたいという気持ちも分かりますが、現状の制度では厳しと言わざるを得ません(絶対に無理とは言いませんが)。

そのため、病院の通院や服薬などで、週30時間は働けるように、自己管理をすることが大切になります。

抱える障害によって、会社に対して配慮を求める事は非常に大切ですが、一方で自己管理によって働けるコンディションにするのは、障害者に関わらず、働く上で必要な能力と言えます。

もし、現段階で会社に配慮して貰っても、週に30時間以上働く事が難しいのでしたら、主治医に相談したり、ハローワークや就労移行支援事業所といった支援機関に相談してみてはどうでしょうか?

重度の障害を抱える人は無理をし過ぎない

重度の扱いを受ける人の場合は、週20~30時間からでも1人とカウントされます。30時間以上となると2人とカウントされます。

その分会社に求めらえる、障害に対する理解と配慮のための設備投資なども高いレベルになります。

そのため、迂闊に障害者雇用の求人を選ぶのではなく、障害者雇用の実績が豊富な企業を選ぶようにしてください。

実績の少ないような企業になると、障害に対する配慮が少なく、うつ病といった2次障害を引き起こしたり、障害や病気が悪化するといった最悪の事態もあります。

一番良いのは、1日8時間、週5日働けることですが、無理をして逆に体を壊したり、精神面に支障を起こさないようにも注意しましょう。

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