職歴が多いと障害者雇用枠希望でも採用されるのが難しくなるのか

障害者を採用する企業にとっての大きな懸念の一つが、すぐに辞めてしまわないかどうかという点になります。

企業側も、障害者雇用として採用した方が、すぐに辞めないように、企業努力する必要がありますが、一方で配慮しても、労働者側がモチベーションを保てなかったり、問題があって短期退職するケースも決して少ない訳ではありません。

そのため、企業側は、採用する際に、すぐに辞めてしまわないかについても、入念に確認しようとします。

そのため、障害者の方の場合でも、職歴が多いと、採用担当者が不安を感じて、職歴の多さという点で不採用にしたり、不採用する大きな原因として扱うことも珍しくないと思った方がいいです。

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職歴の多さによる不安を払拭する必要がある

職歴が多いと、やはり就職活動のハードルが上がると思った方がいいです。

どうしても、「自社に入社してもすぐに辞めるのではないか?」という不安を採用担当者に与えるからです。

ただし、一般雇用の選考のように、「転職回数が○回以上で書類選考で落とす」といったルールを決めているケースは少ないと思います。

絶対ではありませんが、そもそも障害者雇用の採用に慣れている企業が少なく、明確に採用方法や教育方法をマニュアル化している企業が少ないからです。

そのため、企業は、支援機関や障害者転職に特化した転職エージェントを利用して、求人の掲載をしていることも非常に多いです。

したがって、条件面に合った人からの応募でしたら、職歴の多さだけで、一方的に落とすのではなく、面接で不安を解消できるかどうか、見極めようとすると思います。

大切なのは、職歴の多さによって与える、採用担当者の不安をどのように解消してあげるかと言えます。

採用担当者を安心させる退職理由を考える

企業側に問題があって職歴を重ねてしまった人もいらっしゃると思います。

しかし、企業側の責任にしてしまうと、面接時の評価は落ちやすいです。

そのため、率直に自分には合わなかったといった方がいいと思いますし、障害の症状など原因と告げた方がいいかもしれません。

ただし、精神面や人間関係が原因となると、採用する側の企業側も、自分達の企業で対応できるのかどうか不明瞭になってしまいます。

そのため、必要な配慮などがあれば、長期的に働けるのでしたら、具体的に伝えることをオススメします。

それが、出来ない事で不採用になるなら、仕方がないと諦めましょう。

配慮を求めたら、不採用になるのではないかと思いますが、そもそも障害者雇用をする時点で企業側は、自分達ができる範囲の配慮はするつもりです。

むしろ、職歴が多いのに、配慮なんていらないと言われた方が、採用担当者の不安を大きくすると言えます。

それよりも、解決策を知れた方が、不安を軽減してくれると言えます。

そのため、障害の説明は詳しくできるようにしておきましょう。曖昧にしていると、採用されても、後々お互いの理解不足によって、トラブルに発展するケースも目らしくないので注意しましょう。

熱意も大切

人間関係や仕事が自分に合わなかった理由で、転職することは悪いことではありません。

しかし、そのような理由が許されるのは1~2回程度ですし、それでも正直に告げると、マイナス評価になるので、「初めての就職で、自分の理解不足が原因だった」でギリギリで不採用にならない程度にカバーできるかという範囲内になります。

そして、どれだけ取り繕った退職理由を告げても、あなたに「どうしても御社で働きたい!」という気持ちを伝えることができないと信じて貰えません。

退職理由の質問だけで、採用担当者に、職歴の多さによる不安を解消することは難しいです。

志望動機、自己PR、障害の説明といった面接の全部を通して、熱意を伝えながら、あなたの自身の発言を信じて貰う必要があります。

熱意を伝えるには、一般雇用と障害者雇用の面接だからといって違うがでるわけではありません。

事前に作ってきた文章を棒読みするのではなく、自分の言葉で、抑揚と感情を込め、相手の目をそらさずに伝えることです。

淡々と無表情で答えたり、視線がフラフラしていたら、やはり信用されにくいですし、働きたいという熱意も伝わりません。

そのため、面接の練習もしっかりとするようにしましょう。

面接の練習を怠るのは就職したいという熱意の低さでもある

偶に、ありのままの自分を見せるから、面接の練習など不要と告げる人もいらっしゃいます。

もちろん、採用される自信がるなら、それでもいいと思います。

しかし、それで不採用になるなら、本人の自業自得と言えます。

そもそも、面接という緊張する場面で、面接官の質問に対して、面接官が納得するような自分の言葉を組み立てて、感情を込めるのは非常に難しいです。

面接の練習をして、面接官に納得して貰える言葉をまとめて、感情を込める練習をすることも、面接官が評価する点です(しっかりと練習してきたなと面接官が思ってくれるケースですが)。

それだけ、練習してまで就職したいという気持ちを面接官はしっかりと汲み取ってくれるはずですし、そのような面接官がいる企業で働くべきだからです。

怠ることは、それだけ面接を甘くみている、または今までの人生でよっぽどコミュニケーション能力を鍛えられた自信があるか、もしくは本気で採用される気がないかになります。

したがって、もし本気で障害者雇用として……いえ、一般雇用・障害者雇用関わらずに、内定を得るつもりでしたら、面接の対策と練習はしっかりとするようにしましょう。

面接の練習をする方法

家族や友人に頼むのが一番楽て手っ取り早いです。

ただし、専門の意見と緊張感が欲しいのでしたら、ハローワークが開催している模擬面接会だったり、就労移行支援事業所や転職エージェントを利用して、就職のサポートを受けるとよいと思います。

どちらも、面接の対策と練習以外にも、求人の紹介や応募書類の添削などもしてくれるので、採用までの道のりを楽にしてくれると思いますよ。

⇒障害者の就職・転職を支援してくれる転職エージェント

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