肢体不自由な方の就職活動

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一言で肢体不自由の身体障害者といっても、体感機能に障害を持っている人、切断された人、先天性と後天性の人と個人差が非常にあります。

ただ、精神障害者や発達障害と異なって、明確に障害の有無が分かる点と、会社に求められる配慮がはっきりしやすいことから、精神障害者、知能障害者、発達障害者よりも就職率は非常に高いです。

実際に、就業している障害者の全体の7~8割は身体障害者で占められています。

法の整備も他の障害よりも整っている傾向があり、公務員試験などでも障害者枠で申し込むための応募条件も満たしやすいです(詳しくは障害者が公務員になるのは難しいのかどうぞ)。

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就職活動の方法は健常者と変わらない

就職活動の進め方に関しては、健常者のする就職活動と大きく変わりません。

自己分析⇒企業研究⇒応募書類・面接対策⇒選考を受ける

の上記になります。

後は、個人によって就職活動を支援してくれる機関などを利用して、サポートして貰ったりと柔軟に対応して貰うことになると思います。

違う点としては、自己分析で考えるべき点と面接で理解して貰う点が、健常者よりも多いと言える点になります。

自己分析で自分の障害に向き合う

最初に考える必要のある事が、どのような仕事なら障害を抱えながら仕事ができるかになります。

この点に関しては、障害の重さによっても違うので、家族や医師、支援機関のスタッフと慎重に話し合う必要があると言えます。

それに加えて、自分の得意分野や苦手分野、やりたい仕事をピックアップしていきましょう。

障害を抱えながらでは無理なのでは…といった業務でも、バリアフリーが整っている会社なら可能ば場合もあるので、専門のスタッフに相談してみると良いと思います。

⇒専門の支援機関

後天的な身体障害者の場合でしたら、障害の程度にもよりますが、職場が配慮してくれれば、あなたが思っている以上に柔軟に働ける可能性もあります。

企業研究

企業研究に関しても自分で調べるのではなく、ハローワークや就労移行支援事業所といった支援機関に相談して調べて貰うと良いと思います。

障害者雇用を促進している会社などは、支援機関に求人を依頼する際に、どのようにすれば障害者雇用で採用した人を定着させることができるかなどを相談している会社も多いので、利用すれば応募者も企業の情報を教えて貰う事ができますし、求人の紹介もしてくれます。

闇雲に求人を探していても、自己分析で想定した求める企業の求人を探すのは難しいので、協力を仰いで効率よく就職活動をすると良いと思います。

応募書類・面接対策

健常者同様に志望動機や自己PR、そして以前働いていたことがあるので、前職の経験などを上手く伝えるのも大切ですが、何よりも障害について正しく伝えることも大切です。

支援機関を通していれば、ある程度の情報を代わりに伝えてくれますが、やはり企業としては本人の口から聞きたいのが本音です。

特に障害を抱えながら、どのような姿勢で働くのがは、仕事を覚える速度や効率、そして定着率にも関わって来るので、非常に関心が高いと言えます。

選考を受ける

企業によっては、採用を決定する前に、実習やインターシップを受けて貰うことを前提にしているケースがあります。

応募者側としては、早く決めて欲しいと思うかもしれませんが、採用した後に仕事内容やバリアフリーの面で不十分な点が分かるとなると、両者にとって不幸な状況になります。

そのため、採用を決定するために実習を通して働いて貰って、お互いに問題がないか、仮に問題があるなら、すぐに解決できる点なのかを考える必要があります。

デメリットもありますが、長期的に働く事を考えると、実習によるメリットの方が大きいと言えるかもしれません。

就職活動で注意すべき点

肢体不自由な身体障害は、会社側のサポートが整っていれば、健常者と同じように働けることも多いですが、一方で想定されたバリアフリーがされていないと、命を危ぶむ状況になることもあります。

特に体幹機能の障害がある場合は、体温調整が困難な人や排便や排尿が困難な人もいらっしゃると思います。

そのため、企業・支援機関としっかりと相談して、必要なバリアフリー化がされているかのチェックは絶対するようにしてください。

命に係わる点にもなるので、遠慮などはしないようにしましょう。

オススメの企業

特例子会社などを狙うのも一つの手です。

特例子会社は、障害者雇用を前提として設立をしている、大手のグループ会社などが経営している企業になります。

そのため、バリアフリー化が済んでいますし、仕事内容も障害者に配慮されています。

デメリットとしては、健常者と近い仕事がしたい人には物足りなく感じるケースもありますが、健常者も働いているので、仕事が認められて、可能だと判断されたら、キャリアを積むこともできます。

詳しくは特例子会社は障害者にとって働きやすいのかで述べているので参考にして頂ければ幸いです。

また、特例子会社関わらず、障害者の事をオープンにして優良企業に就職したいと思っている人は

⇒障害者の求人を扱っている転職エージェント

を参考にして頂ければ幸いです。

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