視覚障害者は就職できるのか

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視覚障害者の人の多くは、見える視野が段々と狭くなる病気を抱えている人や、視力が極端に低い弱視の人、そして全盲の人など様々です。

なお、全盲の人は、視覚障害を抱えている人の約2割と言われています。

全盲に近い程に就職先を探すのは、難しくなりますが、一方で全盲の人でもパソコンを使ったデータ照合作業などに従事している人もいらっしゃいます。

そのため、障害の度合いによって就職までの道のりは変わっても、就職することは可能です。

むしろ、視覚障害の場合は、技術職や~師よりの仕事が多いので、視覚障害者を抱えるまでの経験や技術が就職に大きな影響を与えますし、もし何も技術がないのでしたら、職業訓令などが必要になるかもしれません。

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視覚障害者の就職先

視覚障害者の就職先として多いのが、マッサージ師やパソコンを使った事務職になります。

パソコンに関しては、視覚障害者のための音声ソフトといった支援機器を導入して貰えば、全盲の人でもデータ入力などをすることができます。

また、弱視の人や視野が狭い人の場合でしたら、画面表示を拡大させるソフトや、拡大読書器を利用すれば、十分仕事をすることは可能と言えます。

パソコンスキルに不安がある人の場合でしたら、日本盲人職能開発センターでスキルを定着させるために通うなどの行動を起こしても良いと思います。

マッサージ師に関しては、昔から視覚障害者の主な就職先として人気があります。

最近は、視覚障害を抱えている人の支援機器が開発され始めたので、パソコン関連の仕事に就ける人も増えていますが、依然として「あんま・鍼・灸・マッサージ職」の就職が多いです。

上記の資格や経験を活かして、少子高齢化によって需要が増えている、介護施設の機能訓練指導員として採用される人も少しずつ増えています。

マッサージの技術取得に関しては、視覚障害者のための教育マニュアルが整っているので、本人の努力しだいでは資格の取得などは十分可能と言えます。

ただ、多くの人は盲目学校などでスキルを身に付けるので、1から身に付ける場合は、それなりに努力する必要もあります。

なお、就職先の視覚障害者に対するサポートを期待する場合は、既に受け入れている実績のある職場を選ぶようにすれば、既に視覚障害者の支援機器やマニュアルが整備されている事が多いです。

前述したように、視覚障害者の就職先として人気が高いので、職場側も受け入れ体勢整っている事が多いです。

視覚障害になったら今の仕事を辞める必要があるのか

視覚にハンデを負うことは、目を瞑って過ごそうとすれば健常者でも、その難しさと、日々の生活の危険性を理解することができます。

そのため、視覚障害者を受けいれた事の無い企業は、通勤の危険性や仕事の効率などに対して不安を感じてしまうケースも多いです。

特に、一般雇用として採用していた正社員が、突然視覚障害になった場合は、企業に視覚障害を受けいれた経験がないと、雇用を継続させることができないケースもあります。

ただ、大手寄りの会社でしたら、将来的に障害者を受け入れて行く事も考えて、受け入れてくれる事もあります。

その場合は、やはり一人で通勤ができるか、そして障害を抱えながらもパソコンが使えるかなどを求めらることが多いです。

日本盲人職能開発センターなどに通所することで、本人の努力次第では数カ月程度で上記の問題を解決する事も可能ではあります。

後は、会社との自分の障害の説明をしながら、どのような仕事でも良いから、辞めずに続けたいといった熱意が大切になると言えます。

視覚障害は、やはり就職先があるといっても、やはり辞めてしまうと、次の仕事を見つけるのに時間が掛かります。

会社側も、障害を抱えたからといって一方的に解雇することはできませんし、特に大手寄りの企業でしたら尚更です。

そのため、障害を抱えることになったからといって、今の仕事を絶対に辞める事になる訳ではありません。

ただ、配置変更によって待遇などが大幅に下がる可能性などは覚悟する必要性があります。

また、中小企業で視覚障害者の方に配慮した職場環境を整える余裕がなかったり、業務の関係上どうしても視覚障害者の方を雇い続けることが難しいケースもあると思います。

サポート体制を整える事ができないような企業で働くのは、障害者本人も危険なので、その場合は自分から辞めることを考えた方がいいかもしれません。

視覚障害の就職活動

ハローワークや就労移行支援事業所といった支援機関を利用することをオススメします。

視覚障害者を採用する会社の多くは、盲目学校などと懇意にしている事が多いです。

事務系の仕事をして貰いと思っている会社の場合でも、直接採用するのではなく、支援機関を通すことで、応募者の情報を客観的に支援スタッフから聞きたいですし、どのようにサポートすれば良いのかのアドバイスを聞きたいというのが本音と言えます。

障害者同様に、会社側も採用する事に不安は抱えているので、支援機関のサポートを受けたいながら進める傾向が強いですし、実際に支援機関を通すか否かでも内定率も大きく変わります。

また、支援機関によってパソコンスキルといった働く上で必要なトレーニングを提供してくれるので、必要に応じて受けるようにすると良いと思います。

どうしても、健常者よりも就職活動が回り道になりますが、ミスマッチが発生するとお互いに嫌な思いをすることになるので、周りのサポートも受けながらゆっくりと就職活動を進めて行きましょう。

⇒障害者の就職を支援してくれる機関とは

なお、職業訓練などの支援プログラムは不要で、無料で利用できる障害者雇用に特化した転職エージェントで、就職・転職するための直接的な支援を受けて、すぐにでも働き始めたい人は

⇒障害者の就職・転職を支援してくれる転職エージェント

上記を参考にしていただければ幸いです。

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