精神障害者の離職率は高いのか

精神障害者の離職率は、知的障害者や身体障害者と比べると高い傾向があります。

実際に、身体障害者と知的障害者の平均勤続年数は8年程度を超えている傾向がありますが、精神障害者は6年程度と低い傾向があります。

これは、精神障害者に対する理解や配慮が、まだまだ企業に浸透していないのも一つの原因と言えますが、一方で内定が決まった精神障害を抱える人が、入社前に連絡がつかなくなったり、体調を崩して入社できなくなってしまった…というケースも少なくありません。

また、精神障害は身体障害や知的障害と違って、仕事のマニュアルを整備したり、身体障害者のために補助機器などを整備するといった目に見える形の配慮ではなく、精神的な面の配慮に関して大きな比重を置かないといけないのも、企業が受け入れにくい点と言えるかもしれません。

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精神障害やの離職原因

精神障害者の一番の離職原因は、人間関係や職場の雰囲気とされています。

精神障害に区分される発達障害や自閉症等を抱えている人の中には、他者の気持ちや言葉の裏側などを察する事が難しい傾向があったり、会話をする際は思ったことをそのまま述べてしまうこともあることから、人間関係の面で摩擦が生じてしまう事があります。

また、鬱などを抱えている人も、原因が人間関係などになると、仕事のストレスも合わさって症状が悪化することがあります。

だからこそ、職場の理解や配慮が大切になるのですが、前述した要に内面のケアを考えた配慮は非常に難しいですし、理解や配慮を社員に浸透させるのも難しいです。

そもそも、健常者同士の人間関係ですら難しいのですから、障害者と健常者となると尚更です。

そのため、病院に通院しながら寛解している状態を維持できるように努力したり、障害者専門の支援機関で働くための準備をする等でして、企業努力だけに頼らずに、自分から歩み寄っていける姿勢でいることが大切です。

それができないと、長期的に働くのは、なかなか難しいと思った方が良いかもしれません。

面接を通して人事の不安を解消する

最近は、国の後押しや、人手不足などが合わさって、精神障害者の雇用も増えています。

そのため、面接で人事が抱える不安を解消して、内定を得られるチャンスも増えていると言えます。

精神障害者の障害者雇用をする上で、面接官が抱く不安としては、やはり離職率が高い傾向があることから、「すぐに辞めないか」といった点になると思います。

後は、発作などが起こったりしないかどうかといった点になります。

仕事内容の面に関しては、職歴があると大きなアドバンテージになりますが、無い場合でも自分にできる事をしっかりと伝える事が大切になります。

採用実績のない少ない企業になると、どのような仕事を割り振ればよいのか悩んでいることもあるので、面接時に伝えて、企業に貢献できる事をアピールしましょう。

企業側は、障害者雇用をボランティアでするのではなく、あくまでも企業の業績を後押ししてくれる人材を雇う事を前提としています。

その事を忘れずに面接に挑むようにしましょう。

ミスマッチを抑えた就職をするには

精神障害者に限りませんが、就職する上で大切なのは、ミスマッチを防ぐことです。

どこでも良い…といった姿勢で就職活動をすると、それこそ就職後のミスマッチによるストレスで障害が悪化したり、短期退職に繋がることなりかねません。

また、やりたい仕事を明確にした方が、面接時に気持ちも伝えやすいので、内定が貰える可能性上がる可能性もあります(条件を絞り過ぎてもいけませんが)。

もし、ミスマッチを抑えたいのでしたら、転職エージェントや支援機関などを通して、担当のスタッフと相談してみるのが良いと思います。

相談を通して、自分のやりたい仕事を浮き彫りにすることができるかもしれませんし、模擬面接や応募書類の添削を無料でしてくれることもあります。

また、企業ごとの離職率や残業時間といった負の側面の情報も、企業に直接聞かず、担当のスタッフを通して知れる可能性もあります(企業が教えてくれない可能性もありますが)。

障害者雇用の就職活動をする上では、大きなアドバンテージになるので、利用してみて損は無いと思いますよ。

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