発達障害を持つ子供の就職を親はどのように支えればいいのか

発達障害を抱えている親御さんの気持ちとしては、やはり自分に何かあった時に、路頭に迷ったりしないように、お子さんが自分でお金を稼いで、1人でも生活できるように自立して欲しいというのが本音だと思います。

発達障害も人によって症状は違い、知的面に障害があるのか、ないのか、障害の症状の重さはどれくらいなのかでも就職活動の方法も、自立して働く事の難しさも変わってきます。

しかし、子供が発達障害を抱えながらでも働く意欲があるのでしたら、または怖がって尻込みしているのでしたら、どうにか支えてあげたいと思うと思います。

社会人として働くながら、就職活動くらいは1人でやるべきと述べる人もいますが、発達障害に関しては、どうしても1人では負担が重くなります。

就職活動なんだからといって、子供に全て任せないといけない訳ではないので、できるサポートはしてあげることをオススメします。

ただし、自分の考えを強制させるようにサポートをすると、子供との関係が悪くなったいるすることもあるので注意してくださいね。

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一般雇用を目指すのか、それとも障害者雇用を目指すのか

一般雇用を目指す場合は、基本的に発達障害を抱えていることを隠しながら就職活動することになります。

そうなると、障害に対する配慮もありませんので、健常者と同じ扱いを受けることになります。

知的面に影響がない発達障害者の中には、自分が発達障害者だと気づかずに、仕事を続けて、30代くらいになって、人間関係に対する不安などから気づくケースも稀にある程です。

もし、お子さんが一般雇用を目指しているのでしたら、あまり口出しをせずに、様子を見てあげるとよいと思います。ただし、相談されるようでしたら、お子さんの障害の症状の重さや、日々の生活から、一般雇用として働く事ができるのか、否定から入らずに答えてあげるとよいと思います。

また、薬によって発達障害の症状を抑えている場合は、服薬による眠気などの副作用が与える仕事の影響なども考えるようにしてあげて下さいね。

一般雇用として働かないのでしたら、障害者雇用として働く事になります。

障害者雇用の場合は、会社側に障害を抱えているを伝えた上で、障害に配慮して貰いながら働く事ができます。

問題なのは、障害者雇用として就職する方法についての知識不足になると思います。

どのように就職活動すればいいのか、お子さんと一緒に調べながら、就職活動すると良いかもしれません。

障害者雇用として就職する方法としては、いくつか方法がありますが、特別支援学校などに通って求人の紹介を受ける以外の方法としては、ハローワークや就労移行支援事業所といった支援機関を利用するとよいと思います。

ハローワークや就労移行支援事業所でしたら、企業と求職者の間に支援機関が入ってくれるので、不安な点や、選考の進め方、求人に掲載されていない情報などを聞きやすいと言えます。

お子さんだけだと、聞きそびれたりする可能性があるのでしたら、親御さんも気になる点を質問をしてみるのもよいと思います。

⇒就労移行支援事業所が提供する就職支援とは

面接の練習などに付き合ってあげる

親御さんが全く就職活動のサポートに関わらないことは、お子さんの就職活動の負担を重くさせる可能性がありますが、一方で過度な干渉は本人の意思を抑圧させてしまって、モチベ―ションを下げたり、自立心の成長を阻害することになります。

本人の意思を尊重した上で、サポートをすることをオススメします。

具体的には、情報収集だったり、支援機関との関わり(過干渉はオススメしませんが)、通院面のサポート、そして面接の練習などになります。

面接の練習や応募書類の添削などは、支援機関を利用すれば、ある程度サポートを受けることができますが、面接に関しては、回数も大切です。親御さん相手だと、緊張感は本番とは比べものになりませんが、それでも反復は無駄になりません。

本人の努力が実るように、その努力を支えらえるように就職活動を見守ってあげましょう。

答えはない

どのように支えればいいかという問いに答えはありません。ケースバイケースになりますし、お子さんが目指す職業や障害の重さ、個性によっても変わるからです。

ただし、1人で抱え込ませることはオススメしません。または、就活のサポートもあなただけで抱える込むの危険です。

そのため、前述したように支援機関を利用してサポートして貰ったり、親御さんも、どのようにサポートして上げればいいのか相談するとよいと思います。

障害を抱えるとなると、どうしても周りのサポートが必要になりますし、サポートする側も他の人のサポートが必要になり、お互いに助け合う輪のような関係になります。

そのため、1人で抱え込むことは止めましょう。逆に言えば、障害をクローズしながら働くということは、助け合える輪が狭まるという点はデメリットと言えるかもしれません。

就職はスタートであることを忘れない

発達障害者の定着率は、残念ながら良いとは言えません。そのため、就職して安心……とは行きません。

仕事の不満や不安は、本人で解決して欲しいと思うかもしれませんが、やはり悩みを相談できる場所があるかどうかでも、本人のストレスは変わります。

支援機関なども、就職後のアフターフォローをしていますので、自分では相談に乗れない仕事や職場の配慮の面についての相談でも、適切な相談場所などを教えることはできるので、就職後のサポートもしてあげることをオススメします。

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