障害者が年収200万円を超えることは難しいのか

障害者の年収に関しては、作業所や障害者雇用として働いている人によっても差は出てきます。

就労継続支援A型事業所でしたら、最低賃金を貰うことができますが、それでもフルタイムで働いても月収は15万円になります。また、障害の関係からフルタイムで働けることはほぼないと思うので、基本的に月収10万円を下回るとおもいます。

就労継続支援B型事業所の場合は、雇用契約に基づく労働が難しい人が対象になるので、月収1~2万円前後になります。

※就労継続支援事業所といった作業所について詳しく知りたい人は

⇒就労継続支援事業A型とB型の違い

を参考にしてみください。

そのため、作業所で働く人で年収200万円を超える人は、ほぼいないといえます。

数%程年収200万円を超えている人もいるとされていますが、それは障害者年金を含めた金額の方になると思うので、純粋に作業所の労働だけで年収200万円を超えることは難しいといえます。

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障害者雇用として働けば年収200万円を超すハードルは下がるのか

実際に企業に雇用して貰うなら、給料は大幅に上がる可能性があります。

平成24年の内閣府のデータでは、身体障害者の平均給料は25.4万円、知的障害者は11.8万円、精神障害者は12.9万円とされています。

身体障害者でしたら、データ上だけでしたら、平均年収200万円超すことはむずかしくないといえます。

知的障害者や精神障害者に関しては、障害者雇用でも難しいことが分かると思います。

理由としては、長時間の労働が難しい事と、正社員・契約社員としての条件を満たすことが難しくアルバイトやパートとして働いている人が多い事が挙げられると思います。

逆に身体障害者の場合は、契約社員や正社員として採用されている人も決して少なくない傾向があります。

理由としては、いくつか考えられますが、やはりサポートをしっかりとすれば健常者と同じように働ける人も少なくないのと、そのサポートに関しても国が積極的に推進していたのも一因になっていると言えます。

やはり、年収200万円以上を障害者年金を含まずに超えようとすると、どうしてもフルタイムで働ける、または近い程は出勤できる必要があると思った方がいいと思います。

そして、後は本人の能力次第……となってしまいます。

当然ですが、健常者に近い能力、出勤数の多さ、そしてサポートがあれば周りとも問題を起こさない程に、健常者に近い給料が貰う事ができますし、出世できる可能性も上がって行きます。

しかし、そのような状況では無い障害者の人が多いことが、障害者全体の年収が低いことを示していると言えるかもしれません。

自分の出来る事を増やしていく

分かっていても難しいと思うかもしれませんが、やはり自分のできることを増やして企業に貢献できるように努めるしかありません。

そして、企業側も障害者雇用として採用した人が何ができるかまで正確に判断できていないことが多いです。

そのため、すぐに終わってしまう雑務などを割り振って、後は放置していまうようなケースも珍しくありません。

そのような状況になると、障害者本人のモチベーションも下がると思います。そのため、自分から動いて、出来る仕事を探すのも大切です。

ネットに強いのでしたら、企業サイトやフェイスブックなどの管理ができないか尋ねてみたり、絵が好きなら消費者向けのチラシなどで活かせないかなどを考えたりしてもよいと思います。

できることがあっても知って貰わないと意味がないので、その点も忘れないようにしましょう。

年収200万円を超えるつもりなら障害者雇用を最初の目標にする

年収200万円超えるつもりなら、今作業所の就労継続支援A型事業所で働いているなら企業の障害者雇用を目指しましょう。

それでも、年収200万円超えることはまだ難しいです。

前述した要にフルタイムで働く事ができ、一定の能力があるのでしたら可能性はあるかもしれませんが、そのような状況の人は少ないと思います。

また、無理をしてフルタイムで働いたりすると、障害が悪化したり、2次障害の原因になります。

そのため、年収を上げることだけに捕らわれるのではなく、長期的に働くことを目標にしましょう。

その中で自分自身を成長させていくことをオススメします。結果的に待遇の上昇に繋がることが多いからです。

しかし、障害の種類によっては、どうしても長時間働く事が難しかったり、勤務数が少なくなる人もいると思います。

その場合は、契約社員や正社員を目指すことは難しいと言えますが、出来ない事で自分を責めるのではなく、今頑張って努力している自分を褒めるようにしましょう。

障害者雇用として働く上で向上心を持つことは大切ですが、一方で出来ない事に対して負い目を感じない事も大切です。

健常者と同じように働けるなら、そもそも障害者雇用として働く必要はありません。障害に配慮をして貰った上で、障害者のできる範囲の能力で企業に貢献していくのが障害者雇用と言えます。

怠惰になってはいけませんが、自分を追い詰め過ぎず、自分自身の障害を理解しながら、仕事をしていくようにしましょう。

障害者雇用の求人を扱っている就職・転職エージェントを利用する

もし、障害者雇用として働きたい、他の職場で働きたいと思っているのでしたら、障害者雇用の求人を扱っている就職・転職エージェントを利用しましょう。

エージェントでしたら、あなたの障害やスキル、そして希望に合った求人を提案してくれると思います。また、応募書類や面接のサポートまで無料でバックアップしてくれるエージェントがほとんです。

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もし、障害者雇者雇用として長期的に働きたいと思っているのでしたら利用の検討をしてみてはどうでしょうか?

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