強迫性障害を抱える人の就職活動

強迫性障害は、障害の区分で言えば精神障害に分類される障害になります。

生活に大きな支障を与えない…と客観的に判断もされやすい障害の一つであり、障害を抱えている本人自身も障害とまでは考えていない事が多いです。

しかし、本人によって症状の違いがありますが、とても苦しんでいる人が多いのも事実ですし、障害者手帳を取得して、障害者雇用として働いている人もいらっしゃいます。

逆に、強迫性障害の事を企業に伝えず、クローズとして、一般雇用枠で働いている人もいらっしゃいます。

どちらにもメリットとデメリットがあるので、あなたに合った就職活動をすることが大切です。

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就職活動の進め方

強迫性障害は、前述したように症状には個人差があります。

そのため、今までの経験を考慮して就職活動の方針を決めて行くとよいと思います。

今までにアルバイトの経験があり、対人関係などに大きな支障を出す事が無かったのでしたら、情報をクローズして働くのも良いと思います。

逆に、対人関係においても、強迫性障害によって精神的に悩まされているのでしたら、就職した後もかなり無理を強いられる可能性があります。

また、当たり前ですが、仕事をするというのは、賃金を貰える一方で、大きな責任を負う事にもなります。

その責任が、強迫性障害の症状を重くさせることもあります。

障害を抱えながらも、一人の社会人として、サポート受けずに働きたいという覚悟は非常に大切ですが、一方で頑張り続けて障害を悪化させたり、心身を壊す事は避けるべきと言えます。

そのため、今までの経験、そして就職活動の面接などを通して、情報をクローズしながらでも働けるかどうか検討してみるとよいと思います。

障害者雇用として働く事のリスク

障害者雇用として働く事のリスクとしては、やはり採用されるまでのハードルと言えるかもしれません。

精神障害者は、身体障害者や知的障害者と比べると、採用率が悪いのが現状と言えます。

理由としては、やはり会社側の対応が難しい点と、国の優先順位が低かったことが挙げられます。

しかし、最近は精神障害者の雇用を促進させるために、国も働きかけていますし、少子高齢化社会の影響で企業も、精神障害者の採用に多少積極的になりつつあります。

実際に、精神障害者の採用率は年々上がっています。

簡単ではありませんが、支援機関などを上手く利用すれば、障害者雇用による就職も難しくはないと思います。

そして、もう一つのリスク…と言うよりもデメリットしては、障害者雇用の給料は一般雇用よりも低い点と言えます。

障害に配慮して貰って働ける代わりに、賃金はなかなか上がらない傾向があります。

また、最初から正社員として雇用されることはすくなく、契約社員として半年ごとに更新する雇用契約を結ぶ方針を取っている企業が多いです。

そのため、一般雇用よりも働きやすい一方で、将来の生活に不安を感じやすい立場となります。

その状況を抜け出すためには、やはり本人自身の努力で、正社員として働ける自分を企業に証明して行く必要があると言えます。

理解をして貰えないと諦めない

強迫性障害は、なかなか理解して貰えにくい障害の一つと言えます。

理由としては、やはり精神的なものである事と、見た目やちょっとした会話からでは障害者とは理解されにくい点が挙げられます。

そのため、客観的な様子だけでは、度を越した神経質な人だったり、落ち着きのない人…と判断されるケースもあります。

ただ、実際は常に特定の物事に対して大きな不安や疑いを感じていることから、ストレスは大きいですし、なかなか落ち着けないことで疲労もしやすいです。

また、上手く理解されない事に対する辛さもあります。

そのため、人によっては鬱を併発させてしまう人もいらっしゃいます。

しかし、理解を一方的に求めていると、なかなか前に進むこともできません。

特にクローズとして働くなら、強迫性障害である事を自分の中で押し込めて、周りに合わせる事を求められます。

また、オープンにして働く場合も、支援機関のスタッフと相談した上で、自分の事をスタッフ、そして企業の担当者に理解して貰えるように伝えて行く事が求められます。

一番大切なのは、怖くても自分から動いていく事がになるので、何もできなくなる状況だけは避けるようにしましょう。

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