障害者手帳が貰えない軽度の障害を抱えている人へ

障害者手帳が貰えない軽度の障害。

「障害が軽度で良かったですね」

なんて言葉を言われると腹立たしく思う人もいらっしゃると思います。

障害者手帳が貰えないということは、障害者雇用として働く事ができず、健常者とみなされて働く事が求められます。

しかし、日常生活では自分の障害を自分で配慮すれば問題なく過ごすことができても、仕事となると話は別になることも多々あります。

軽度の身体障害者で、ずっと立ち仕事をしていることができなかったり、逆に座りっぱなしの仕事ができず、2~3時間置きにある程度の休憩する必要がある人もいます。

また、精神障害などの場合も、軽度の場合でしたら仕事のストレスに耐えながら働けるかもしれませんが、配慮なしでは悪化するリスクを恐れながら働かざるを得なくなります。

しかし、一般雇用として採用して貰った上で、ある程度の配慮が欲しい……例えば一定間隔で休憩時間、連絡方法の工夫、残業の無しなどを求めたら、やはり採用して貰う事はなかなか難しいです。

あなたが貴重なスキルを持っている場合でしたら話は別ですが、やはり障害者雇用として雇っている訳でもなく一般雇用として働くのに、他の社員と差別化して配慮することは、企業としても難しい事が多いです。また、何かあった場合のケースを考えると、企業側が採用を避けてしまってもやむを得ないとも言えます。

そのため、一般雇用として働く際は、軽度の障害でも厳しい壁として立ちふさがります。

しかも、障害者手帳が得られないのでしたら、障害者雇用として働くこともできません。そのため、困難と分かっていても、一般雇用として働くために、挑むしかないというのが実状です。

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主治医を変えるなども検討する

障害者手帳の取得をする際に、大きな影響を与えるのが、主治医の判断になります。

特に精神障害者に関しては、診る医師によって判断が非常に変わってくるケースがあります。

障害者手帳が取得できる基準を満たしていないと告げる主治医だったからことから、主治医を変えたら普通に障害者手帳の取得できた……なんて話も聞きます。

身体障害者の場合は、精神障害程に偏りが発生することは少ないですが、障害を改善して行く治療・リハビリ方などに関しては、医師によって変わることもあります。

障害に対する知識や障害者に対する向き合い方、そして障害者手帳に対する理解度などは医師によって変ってきますし、その違いは診断書にも表れます。

医師を変えるとなると、自分の症状を改めて説明することが求められますが、一方で自分の障害の症状を適切に診断書に記載してくれていないのではないかと思える医師だと判断したら、病院を変えるべきです。

障害者手帳や障害年金を貰う上で医師の診断書は大切になってきますから、信頼でき、あなたの抱える障害や事情に対して真摯に向き合ってくれる方に主治医になって貰うようにしましょう。

自分にできることを考える

障害者手帳は障害者雇用として働ける以外にも、公共機関のサービスの減額や所得税などの控除があります。

それらを受けられないのは、軽度の障害を抱えながら生活して行く事を考えると、非常に辛いと思います。

健常者からしたら、最初に述べたように軽度の方がいいではないかと思う事が多いですが、やはり手帳がギリギリ貰えず、一般雇用として働くことも難しいラインというのは、理不尽な扱いを受けていると思えてならないです。

しかし、手を尽くしても障害者手帳が貰えないことが決まってしまっている状態なのでしたら、できないことばかり嘆くのではなく、出来る事を考えるしかありません。

具体的には、前述した要にセカンドオピニオンなども参考にしながら、障害の改善を考えること。

身体障害の場合でしたら、リハビリや手術などの検討になると思いますし、機器のサポートもお金はかかりますが検討するとよいと思います。

精神障害の場合でしたら、積極的なオススメはできませんが、服薬なども検討するとよいと思います。

ただし、眠気などのデメリットも発生するので、やはり職場に理解がないと難しいこともあるので注意が必要と言えるかもしれません。

また、障害の改善と共に、資格の取得などを目指するのもよいと思います。

他にも在宅で仕事をするといった選択肢もあります。

どれも簡単に決断できる行動ではないかもしれませんが、行動しないと現状を変えることはできません。

障害を抱えながらどのように歩んで行けるのか考えてみてはどうでしょうか?

もちろん、無理はしないようにしてくださいね。

どうしても自分で収入が稼げない場合

頑張っても、その頑張りが何時でも実を結ぶ訳ではありません。

その場合は、生活保護などを活用する事も考えましょう。

真面目な人や責任感のある人程に、生活保護の利用に躊躇いがあると思いますが、周りから支援して貰えなかったり、頑張っても自分で生活できる分の収入が得られない人のためにある制度です。

また、無理をし続けて体を壊してしまってはどうしようもありません。

そのため、収入面の不安だけでも、とりあえず解決するためにも生活保護を選択肢にいれてもいいと思います。

その上で、自分の人生の計画について落ちついて考えることもよいと思いますよ。

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