会話が苦手でも障害者雇用として働けるか

相手の気持ちなどが今一上手く読み取ることが苦手なアスペルガー症候群の方だったり、記憶の維持や言語能力に不安を抱えるような知的障害を抱える人達の中には、人との会話が苦手なことから、就職して仕事を続けて行くことができるのかと不安を抱えている人もいらっしゃると思います。

障害の症状によっても、仕事をして行くハードルは変わって行くので一概には何とも言えません。

しかし、会話が苦手というだけで、障害者雇用に就職すること、仕事を続けて行くことができないといことはないと思います。

障害者雇用は、そもそも障害者の方には一長一短あることを認識した上で、またはできない事をできるようになって貰う事を望むのではなく、できる事に専念して貰う方針で採用することが一般的です。

会話が苦手とはいっても、仕事をする上での意思疎通がすることができるのでしたら問題ないはずです。

また、視覚障害や聴覚障害を抱えていて、会話が苦手というよりも、会話をするのにも配慮して貰う必要がある身体障害者の方も、生き生きと働いている人は決して少なくありません。

そのため、会話が苦手という点で不安を抱えることは悪いことではありませんが、それが原因で働けないと思う必要はないですよ。

発達障害の方の中には、大人になるまで自分が発達障害だと気づかず、または仕事を始めて十数年以上経過して気づく人もいます。

特に会話が苦手なだけで、それ以外は健常者と変わらない人は、障害が原因だと思わずに過ごしてしまう人もいるのです。

逆に言えば、会話が苦手なだけなら、障害者雇用だけではなく、障害をクローズして、一般雇用として働ける可能性も十分あると思ってもいいと言えます。

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面接の時に自分の障害についてしっかりと伝える

就職後に、人間関係のトラブルや仕事上の問題を発生させないためには、面接時にしっかりと障害による症状や想定できるトラブルの原因については、よく話し合っておくことが大切です。

会話が苦手な発達障害者の方の場合でしたら、あくまでも例としては、相手の感情を読むことが苦手だったり、空気や雰囲気を読むことが苦手で、無神経な発言をしてしまったり、暗黙の了解を無視してしまう人も多いので、そのような点を伝え、職場の人達に周知させておくことも大切と言えます。また、職場内の独自の暗黙のルールなどを確認し、注意を払えるとも言えます。

また、イレギュラーな対応や、普段のルーティングワークから外れたことが起こると、パニックなりやすいなら、そういった点も伝えて、配慮して貰うようにしましょう。

知的障害があり、記憶力の面で不安があるのでしたら、仕事を文章でマニュアル化して貰ったり、連絡事項も言葉だけではなく、紙といった媒体を使用して、見返せるようにしてもらうような配慮を求めることがなどが挙げられます。

人によっても、企業側に配慮して貰う内容は変わるはずです。

そういった点の話し合いを後回しにしてしまうと、就職後のトラブルの原因になります。

そのため、あなた自身でしっかりと障害について説明できるようになる必要がありますし、難しいなら支援機関を利用して、担当のスタッフの方に間に入って貰いながら選考を進めて行くようにしましょう。

そして、企業側もしっかりと配慮して貰えるような企業かどうかも、しっかりと見定める必要があります。

会話が苦手なことが周知されずにトラブルになることも

障害者雇用として働く上で、企業側に絶対にして欲しい事の一つが、特別の事情がなければ、障害について他の職員に障害の特性について周知して貰うことです。

特に普通の会話から、仕事の連絡のための方法などに、配慮して欲しいことや、知って置いて欲しい事がある場合は、人事の担当者がしっかりと伝えておかないと、職場トラブルになりやすいです。

悪意のない不躾な発言をしてしまったり、伝えて貰ったことを直ぐに忘れてしまう、逆に報告することを忘れてしまうなどもあります。

職場全体が理解しているのでしたら、人間関係のトラブルの発展を抑制してくれますが、周知が不完全だと、人間関係や仕事のトラブルのになる可能性があります。

特に一見すると健常者と同じように見えるとなると、あなたが入社した後に入って来た後輩の方で、あなたが障害を抱えていることを知らなかったりすると……例えば、聴覚障害の人ですと、悪意なく無視する結果に繋がり、人間関係が悪化することになります。

そのため、会話が苦手な方の場合は、それによって相手の気分を害する危険性があれば、前述した要に、しっかりと面接の段階で伝えるようにし、周知して貰うように念押しして貰うようにしましょう。

会話が苦手なら仕事も他部署とのやりとりが少ない仕事を選ぶ

就職する企業の職場で働く仕事内容が、他部門の人達とのやりとりが少なければ、それだけあなたの障害に理解している人達が中心になるので、会話が苦手という点でトラブルになる可能性は下がります。

また、見知った人達が多い程に、会話する際の緊張感も減って行き、仕事もしやすくなると思います。

そのため、障害者雇用として求人を探す際は、他の社員とやり取りする頻度や、違う職場の人達の出入りが多い職場なのかどうかも、しっかりと把握しておくようにしましょう。

仕事の悩みを1人で抱え込まない

障害者雇用として働くとなると、周囲が自分に対してどのように評価をしているのか気になってしまう人もいらっしゃると思います。

また、周囲が自分に対してあからさまに接し方が腫れものを触るようなものだったり、配慮が差別に感じる可能性もあります。

そういった不安・不満と直面した場合は、自分で解決することは難しいです。

担当の人事の方に相談してみて、今後の立ち回り方や、配慮の点、連絡のやり取り、仕事内容などを改めて確認・改善して行く事も大切です。

我儘になって自己中になっても駄目ですし、かといって受け身過ぎて、何も言わずに企業側が全て察してくれるのを待つのも駄目です。

冷静に担当の上司や人事の方と相談して、お互いに働きや酸い職場環境を作れるように、お互いに協力して行く姿勢をとれるようにしましょう。

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