就職活動を切っ掛けに大人の発達障害を自覚するケース

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発達障害は、自閉症スペクトラム(自閉症とアスペルガー症候群)、学習障害、注意欠陥多動性障害(注意欠陥と多動性障害で分けられることもあります)などが挙げられます、。

学習障害や症状の重い発達障害の場合でしたら、6歳前後で判明する事が分かりますが、症状が軽い場合ですと大人になって就職した段階でも自覚のない人もらいっしゃいます。

遅い人ですと、周りとの違和感から診断して、30歳過ぎて発達障害だと気づく人もいらっしゃいます。

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自覚しにくい発達障害

青年期や大人になって発達障害だと気づく症状としては

・自閉症スペクトラム

・注意欠陥多動性障害

になります。

注意欠陥多動性障害に関しては、忘れものやミスが目立つ点は自然に改善されることは滅多にありませんが、多動性障害である「じっとしてられない」、「思いついたらすぐに行動を始める」といった点は、小学生から中学生になる頃になると、個人差はありますが落ち着いていくこともあります。

自閉症スペクトラムは、社会性やコミュニケーション、想像力の発達に偏りがあります。ただ、知能面では問題ない…どころか興味がある分野だったら健常者よりも集中力が増すのが発達障害なので、人によっては飛びぬけて学校の成績が良かったりするケースもあります。

また、人との接し方が分からなかったり、人付き合いをして行く上での暗黙の了解などが分からなくて衝突することがあっても、周りからは「天然」、「少し変わっている人」と思われるだけで終わることが多いです。

また、本人も周りと比べると自分は少し変わっている程度で納得して、発達障害まで考えない事も多いです。

このように、「忘れ物が多い、注意不足でミスをしやすい」、「人とのコミュニケーションが上手くいかない」といった部分は、主観的にも客観的にも発達障害だと気づくのが難しい障害になります。

ただ、就職活動といった忘れ物の有無や人とのコミュニケーション能力がシビアに見られる就職活動を切っ掛けに自分が回りと違うことが明確になることを自覚する人も多いです。

学校だと周りから貸して貰ったり、ロッカーやバックに入れっぱなしでテキスト忘れ等を防げても、就職活動、そして会社に就職したら、そのような対策をする事はできません。

また、コミュニケーションに関しても、人と話が噛み合わなくっても、少し変わっていると思われるだけだったとしても、就職活動の面接などでは落とされる要因になります。

もちろん、発達障害の症状によっても個人差があるので、対策をしている人や、興味のある分野が中心の話、そして面接の回数が少ないでしたら、問題のないケースもあります。

仕事も発達障害の症状や、仕事内容によっては、多少周りとの連携が上手く行かなくっても上手くいくケースもあります(ミスが多い注意欠陥多動性障害は難しいかもしれませんが)。

だからこそ、幸か不幸か30歳過ぎても発達障害だと気づかずに問題なく働ける人もいらっしゃいます。

ただ、そのような人の話を聞くと、自分が発達障害だと気づけて「安心した」と言葉を零す人もいらっしゃいます。

「安心した」の理由は、やはり周りとのズレを自覚しながら、自分が回りと違うのか否か考えながら働く、または家族と過ごすのはお互いにストレスになります。

逆に、自分が発達障害だと明確になれば対策する事ができますし(オープンにするかクローズにするかは本人次第ですが)、家族がいるのでしたら理解を得られます。

また、治療を受けて治す事はできなくても改善することはできます。

そのため、症状の重さ関係なく若い内に自覚するのが一番良いのかもしれません。

大人の発達障害かもしれないと思っているのなら

発達障害だと気づかずに社会に出る…就職活動や就職すると、思ったように行動したり、仕事ができないことから、不安症状や鬱病を合併することもあるので非常に危険です。

具体的な症状としては

・暗黙の了解を守ったり、空気を読んだりできない・代名詞にはいる名詞が分からない(あれ、その、この等)

・時間を守れない

・忘れ物が多い

・片付けができない

・頼まれた事を後回しにする(そして忘れる)

・思い浮かんだことを何でも口に出す

・少し環境が変わると落ち着きが無くなる

もし、思い当たる節がある、または自分の子供に当てはまる点があると思うのでしたら、発達障害の可能性があります。

もちろん、上記に当てはまるからといって必ずしも発達障害という訳ではありません。問題なのは、やはり上記に当てはまった場合の度合によります。

健常者でも上記の項目は当てはまりますし、私にも当てはまる点はあります。

ただ、そのような場合に自分で対策ができたり、改善できるかといった点や、明らかに度を越していないか等が発達障害の境と言えるかもしれません。

どちらにせよ、上記の項目で生活や仕事で支障が出ているのでしたら、一度診断して貰って明らかにして貰っても良いかもしれません。

もし発達障害だったら

発達障害は生まれつきなので、最初に述べたように幼少期に気づかれる事が多いです。そして、気づかれないという事は、軽度だったか、目立つような障害では無かったと言えます。

それでも、対人関係や仕事などで誰にも理解されず、周りの考えているような事も上手く理解できずに悩むことは避ける事は出来なかったと思います。

そのため、発達障害と分かっても、周りに理解して貰うか、諦めるくらいの選択肢くらいしか思い浮かばないかもしれません。

ただ、適切な治療を受ければ完治させる事はできなくても、改善させる事はできます。

また、障害者として支援を受けることもできます。

もし、就職活動をしているのでしたら、障害者手帳を入手すれば障害者雇用を狙って就職活動することもできますし、支援機関のサポートを受けることもできます。

仕事をしている場合は、オープンした場合のメリットとデメリットがありますが、それでも治療を受ければ、仕事が今までよりもスムーズに進みまし、なによりも周りと違うといった重荷も軽くなると思います。

最近は、大人の発達障害外来を設置している病院や、発達障害の人を対象にした就職支援をしている機関もあるので積極的に利用することも検討すると良いと思います。

⇒障害者の就職・転職を支援してくれる転職エージェント

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