障害者だけど働かなくても大丈夫か

障害者のサポートが手厚いとは言いませんし、障害年金も決して高いとは言えません。また、最終手段として生活保護もあるので、必ずしも働かないと生きていけない…という訳ではありません。

更に言えば、実家住まいで親御さんがご健在でしたら、要件を満たしているなら障害者年金と親や配偶者のサポートで何とか生活を乗り越えていける可能性もあります。

そのため、無理に働く必要がるかないかと言われれば、最後の砦となる生活保護がある点を考慮すると必ずしも必要とは言えないかもしれません。

しかし、一方で障害者として働いて行く事のメリットなどを捨てることにもなります。

また、仕事を通して得られるものを放棄することになります。

その点を考慮すると、必ずしも大丈夫とは言えないかもしれません。

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仕事をすることで得られるもの

やはり自分でお金を稼ぐことができるという点は自分に自信を持つことができます。

健常者に近い仕事ができる場合でしたら、生活保護で過ごすよりもお金を稼ぐ事が出来る可能性もありますし、人によっては正社員と変わらない給料を貰えるケースもあります。

もちろん、そのような方は少数だと思います。

障害によっては、一人暮らしなど到底できない程の賃金で働く事しかできない人もいらっしゃいます。

そのため、生活保護で支給される金額、時間の消費を考慮すると、働かない方がメリットが大きいのではないかと思う人もいらっしゃいます。

しかし、一方で実家で住んでいる人でしたら、両親の負担を軽くさせることができる可能性もあります。

一人暮らしの人場合でしたら、仕事をしないと、なかなか人との繋がりを広げることが難しくなります。

仕事を通して社会と関わり、家にいて過ごしていては出会えない人達と関わりを持ち、新しい体験をできることは、お金を稼ぐのと同じくらい障害者自信はもちろんですが、障害者の家族にとっても助けになる可能性があります。

もちろん、仕事、そして人との関わりにはメリットばかりではありません。無理をすれば、障害が悪化する可能性があります。

また、人付き合いが上手く行かず、うつ病などの原因になるケースもあります。その点のリスクも考えた上で、就職する際は支援機関などを通して相談する相手を確保して置いたり、障害者雇用に力を入れている企業に就職できるようにすることが大切になってくると言えます。

ただ、大半の企業は障害者雇用に慣れていない事が多いですし、マニュアルも整備されていない事が多いです。これは、大手でも同様です。

だからこそ、求人の多くも健常者のように働く事が出来る人を前提としてモノが多いのです。

また、仮に採用されても、就職後にお互いの考え方に相違があるケースも珍しくありません。

そのため、先ほど述べたように専門の支援機関や転職エージェント等を利用して、求人を探し、職場体験などをさせて貰った後に就職を決めることをオススメします。

なお、働く際の注意点の一つとしては、障害年金を受け取っている場合は、所得金額次第では支給が停止させられることもあるので注意しましょう。

⇒障害年金を貰いながら働く事はできるのか

無理に働く必要はない

難しい障害を抱えていたり、うつ病といった精神障害でまだまだ仕事ができるかどうか分からない段階といった状況で無理に働く必要は無いです。

自分の体や心を最優先するべきです。時折障害も個性という人もいますが、やはりハンデになること多いですし、ハンデになるからこそ国が障害者の支援のための法を整備しているのです。

仕事ができないからといって、自分を卑下することはありません。月並みの台詞になってしまいしますが、仕事だけが人生ではありません。

健常者でも障害者でも人生は楽しむことが一番大切です。その過程で、周りに迷惑をかけたり、かけられたりすることもあります。

障害者だらといって身勝手なことをして周りに迷惑をかければ人は去って行きますが、生活保護や障害者年金といった生きて行く上で請求できる権利でしたら、行使することに恥じる必要はありません。

もちろん、税金などに頼らずに自分の力で稼ぎたいと思う事も間違っていません。

ただ、その辺りの意見は誰かに押し付けられものでも、押し付けるものでもない事は理解しておきましょう。

正解や間違いもないので、結局は本人の意思次第です。

ただ、もし抱える障害と折り合いを付けながら働けるチャンスがあるなら働きたいと思うなら、支援機関などに頼ってみてもよいと思います。

上手く行かないこともあると思いますが、その行動はどこかで役に立つことがあるかもしれませんよ。

また、仕事ではなくても、何か興味を持って趣味にしたりするだけでも、きっと人生を彩ってくれると思います。

⇒就労移行支援事業所が提供する就職支援とは

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