ダウン症を抱えていても就職して生活できるのか

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ダウン症と一言でいっても、症状も一人一人違います。

重度なら障害者雇用として働く事も難しく、授産施設など作業をする事が多いです。

授産施設が受注する作業は、知的障害の症状が重い人でもできる仕事になるので、単純作業が多い一方で、賃金は非常に安く、月に2万円程度になります。

そのため、障害年金を貰いながらではないと、生活して行く事は難しいと言えます。

障害者年金は、級によっても変わりますが、月に支給される金額は約6~8万円程になるので、授産施設の賃金を含めると最大でも10万円前後と言えます。

他にも、補助金や医療費の減免、税の優遇、携帯料金や減額などを障害者手帳を使用すれば受けることができますが、それでも賃金と障害の重さを考えると、一人暮らしは難しいく、実家暮らしをせざるを得ないと言えます。

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障害者雇用として働くことはできるのか

最初に述べたように、ダウン症の症状は個人差が激しいので、重度ではないのでしたら、障害者雇用として働く事は可能です。

ダウン症の人は、学習面で健常者と比べるとハンデを抱えている事が目立ちますが、一方で筋力面もハンデを抱えているので、通常の知的障害者よりも就職が難しい可能性もあります。

しかし、それでもダウン症を抱えながら働いている人はいますし、採用している会社もあります。

具体的には、工場・倉庫(生産工程作業員)の軽作業や清掃・運搬・包装などが就業先としては一番多く、次に販売や事務などになります。

軽度のダウン症の場合でしたら、事務処理でも簡単なものでしたら、十分対象は可能ですし、筋力をそれ程必要とされないので、比較的に働きやすいといます。

給料面は、一般雇用の人達と比べると差があり、最低賃金に近い月給108.000円程度になります(一つの例になります)。

前述したように、障害者手帳の支援を考慮しても、生活はギリギリ…と言えるかもしれません。

求人の探し方

ダウン症といった知的面に障害を抱えている人の多くは、特別支援学校に通う事が多いので、障害者雇用の求人を出す会社の多くも、一般の転職サイトなどではなく、支援学校に直接求人依頼を出すことが多いです。

また、障害者を抱える人だけと雇用を進めるよりも、間に入って会社側にアドバイスをしてくれる支援機関のスタッフがいる方が、会社としても安心できますし、障害者も定期的に相談する事ができるので、お互いにメリットはあります。

もし、支援学校に通っていなくっても、公共機関であるハローワークにも障害者雇用の求人を別途扱っていますし、担当者と相談しながら進める事も可能です。

また、就労移行支援事業所といった支援機関もあり、就労のためのトレーニングや資格補助などもしてくれるので、必要に応じて上手く利用して、就職を目指しましょう。

就職活動を諦めない

ダウン症に限りませんが、障害者の就職市場は、閉鎖的な面があるので、支援機関などを上手く利用しないと、なかなか就職先を見つけることができません。

また、生活をして行く上でも、障害者手帳による支援を、受けられるだけ受けるようにしてください。

人によっては、迷惑を掛けたくないと、障害者手帳の使用を躊躇う人もいらっしゃいますが、そのような点で気を使う必要はありません。

国に認められた支援を受ける事に悪いことではない事を忘れないようにしてください。

その上で、あなたが働ける勤務先を探すようにしましょう。

最近は、障害者雇用の法整備が進んでいるので、法定雇用率を達成するために、企業側も障害者雇用の求人を積極的に出しています。

実際に、障害者の就業率は身体障害、精神障害、知的障害と伸び率は違いますが、年々少しずつ増えています。

特に一番求人数の多い身体障害者の求人だけでは法定雇用率を達成する事がむずかしくなっているので、知的障害者、精神障害者の求人も増えつつあります。

諦めずに就職活動を続ければ、勤務先を見つける事は可能なので、支援機関のサポートを受けながら探していきましょう。

⇒障害者の就職活動をサポートする支援機関

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